レビトラとフィナステリドの併用で血圧に変化はある?

レビトラは勃起障害を治療するために処方される飲み薬で、有効成分のバルデナフィルが勃起後に萎える原因となる酵素を阻害する作用から、PDE5阻害薬に分類されています。体内への吸収が早く即効性があるのが特徴で、3大ED治療薬の中で効果の早さと持続性がある非常にバランスの良い医薬品となっています。しかし、血管を拡張する作用があることから、血圧に変化を起こすので高血圧気味の人や心筋梗塞などの既往症がある人には処方が難しくなっています。フィナステリドは男性型脱毛症に有効と言われ、薄毛の進行を抑えるために処方される治療薬です。作用機序からは5α還元酵素阻害薬とされ、薄毛の原因となる男性ホルモンのDHTが生成されないように抑えてくれます。この治療薬には血圧に関わる作用はありませんが、副作用として勃起障害や性機能の低下という問題が起こることがあるため、その際にレビトラと併用して治療を行うこともあるようです。両者の作用機序から併用しても相乗効果が起きたり阻害するようなこともないので安全に使用できますが、薄毛の治療でフィナステリドと共によく利用されるミノキシジルは、レビトラと併用すると危険が伴うため使用できません。ミノキシジルにはレビトラと同様に血管を拡張する作用があるので、相乗効果によって血圧が下がりすぎてしまうおそれがあります。フィナステリドには特に併用禁忌というものはありませんが、レビトラやミノキシジルには、同じような血管を拡張する作用のある降圧剤などとは併用が難しくなるので、どうしても使用したという場合は、専門の医師に相談してから確認を取って使用するようにしましょう。血圧の治療を行っている場合は、レビトラと併用禁忌にされている治療薬もあるので使用には注意しましょう。